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●人工透析施設排水処理装置「WANIZON-DS」
従来、透析施設排水を下水道放流可能水質まで処理するためには、中和機能を有した浄化槽が必要とされてきましたが、本装置をご導入いただきますと、フロア設置型ですので大幅な設置容積縮小が可能で、かつ埋設工事も不要です。
※詳細な情報はこちらのカタログPDFよりご覧ください。
- 溶解オゾンと紫外線照射を併用することにより、透析排水のBOD値を効果的に減少します。(600mg/L未満)
- 過酢酸洗浄剤(ディアロックスS-Z)による洗浄排水も、中和剤を必要とすることなく、下水道排出基準のpH5以上を保持します。
- 次亜塩素酸排水も同様に中和剤は不要で、pH9未満を保持します。
- 省スペース設計で、フロア内設置可能です。
- 透析排水をオゾンにより常時除菌しますので、排水由来の感染率を抑えることが可能です。
コンソール40台分の同時排水を下水道排出基準内に収める場合 |
装置重量 | 空重量 1,120kg 運転整備重量 約2,220kg |
設置室内の換気用ファン風量 | 600m3/hr 以上 |
電源 | 200V(3相)・100V(単相) 50/60Hz 設備電力:5.2kW アース:接地網10Ω未満 |
排液回収タンクへの接続配管 | φ75A |
RO排水回収タンクへの接続配管 | φ50A |
処理排水槽からの接続配管 | φ75A |
オゾン発生装置用冷却水 | 水道水9L/min (水温35℃未満) |
外形寸法 | W2,400×D1,050×H1,850(mm) |
例:最大40床の同時透析にて、透析中、アルカリ(次亜塩素酸Na 1,200ppm未満)及び、酸(DIALOX S-Z 40〜50倍希釈)使用時の排水について下記の値を、証致します。
- pH :5〜9
- BOD:600ppm未満
- SS :20ppm未満
定価 18,500,000円 (消費税別)
■
ランニングコスト試算(※オゾン混合タンク2基仕様の場合)
例:40床同時透析排水を処理するとして試算
ランニングコストは、
電気代及び、オゾン発生装置用冷却水のみ
です。
中和や脱臭のための薬剤や膜などの交換は不要です。
(電気料金)
消費電力は、平均2.4kW/hr程度です。
稼働時間を12時間程度/日、稼動日数を26日/月と仮定致しますと、
約13,500円/月(670kW×20円)
となります。
(冷却用水道料金)
所要量は、540リットル/日です。
稼働時間を12時間程度/日、稼動日数を26日/月と仮定致しますと、
約34,000円/月(約170トン×200円)
となります。
上記合計 約47,500円/月 (ランニングコスト合計)
※ 装置の円滑な運転に必要な定期メンテンナンス作業や部品交換などの費用は、
含んでおりません。